名古屋市千種区にある

みんな笑顔になるお料理&パン教室 Sunny Kitchen 淺井美咲です

 

こんにちは!
今日は「オーブンの温度」についてじっくりお話ししたいと思います。

パン作りやお菓子作りに欠かせないオーブンですが、皆さんは予熱時の温度が表示通りになっているか気にしたことがありますか?

実は、オーブンの表示温度と実際の庫内温度には大きな差がある場合があります。
この違いを知ることで、焼き上がりの質をより良くするヒントが得られるかもしれません。

私が普段使っているオーブンでの結果をお伝えしますね。
予熱を300度に設定し、庫内に温度計を入れて測ったところ、210℃の時点で実際の温度はなんと 150度 でした。

60度もの差があるなんて驚きですよね。

オーブンの予熱

予熱中の画面↑

庫内温度計

↑外からの写真で分かりずらくてごめんなさいm(__)m

150℃を指しています

もちろん、この温度差はオーブンによって異なりますが、こうした違いが思った以上に仕上がりに影響を与えることがあります。

また、これは私だけの体験ではありません。
たとえば、「人生が変わる米粉食パン」の認定講師の方も、同じようにオーブンの庫内温度を測った際に、表示温度と実際の温度に差があることを確認されています。
このように、オーブンの温度表示が必ずしも正確ではないことがあります。

オーブンの温度差が生む影響

では、この温度差が料理にどのような影響を及ぼすのか考えてみましょう。

パンやお菓子作りでは、オーブンの温度が焼き上がりの結果に直接影響します。適切な温度で焼けないと、以下のような問題が発生することがあります

  • 焼き色が不均一になる 表面が部分的に焼けすぎたり、逆に焼き色が薄かったりすることがあります。特にクッキーやロールパンなど、見た目が大切な焼き菓子では気になるポイントです。

  • 生地が思ったように膨らまない パン生地は温度が低いと膨らむタイミングを逃してしまい、結果的に密度の高い仕上がりになることがあります。

  • 中が生焼けになる 表面は焼き色がついていても、中まで火が通らないことがあります。特にスポンジケーキやシフォンケーキでは致命的な失敗になることも。

このように、温度が適切でないと見た目だけでなく食感や味にも影響が出てしまうのです。


オーブンの温度差の原因

オーブンの表示温度と実際の庫内温度に差が生じる理由はいくつかあります。

  1. センサーの位置 オーブン内部に搭載されているセンサーが、庫内全体ではなく特定の箇所の温度を測っているため、場所によって実際の温度が異なる場合があります。

  2. オーブンの経年劣化 長年使用しているオーブンは、加熱性能が低下しやすくなります。そのため設定温度に到達するまでに時間がかかったり、そもそも設定温度まで上がらないことも。

  3. 予熱完了のタイミングの違い 多くのオーブンは設定温度に達すると「予熱完了」の表示が出ますが、実際にはまだ庫内全体が均一な温度になっていない場合があります。

これらの原因を知ることで、オーブンを使う際に注意すべきポイントが見えてきますね。


温度差への対策

では、この温度差にどう対応すれば良いのでしょうか?

1. オーブン用温度計を活用する

オーブン用の温度計を庫内に設置することで、表示温度と実際の温度の差を把握することができます。一度測ってみるだけで、オーブンの癖がわかり、その後の調整に役立ちます。

ただし、全ての方に温度計の使用を推奨するわけではありません。
温度管理が特に重要な種類のパンやケーキを作る場合に限り、測定を検討すると良いでしょう。

2. 予熱を長めに取る

「予熱完了」の表示が出た後も、少し時間を置いてから生地を入れることで、庫内温度をより均一に保つことができます。特に高温で焼くレシピの場合は、数分追加するだけでも違いが出ることがあります。

3. 焼成中にオーブンを開けない

オーブンの扉を開けると、庫内温度が一気に下がることがあります。必要以上に中を確認しないことで、温度を安定させることができます。


注意すべきパンやケーキ

温度管理が特に重要なパンやお菓子をいくつかご紹介します。

  • スポンジケーキやシフォンケーキ これらは温度が低いと膨らみが足りず、高すぎると表面が焼けすぎて中が生焼けになることがあります。

  • クロワッサンやデニッシュ パイ生地や折り込み生地は、適切な温度で焼くことで外はサクサク、中はふんわり仕上がります。温度が低いとバターが溶け出し、生地がベタついてしまうことも。

  • ハード系のパン フランスパンやカンパーニュなど、ハード系のパンは高温で焼くことでしっかりとしたクラストが形成されます。温度が足りないと、外側が柔らかく仕上がってしまいます。


まとめると

オーブンの温度差は、目に見えない部分だからこそ気づきにくいものです。しかし、一度注意を払ってみると、焼き上がりの質がぐんと向上します。「いつも仕上がりがイメージと違う」と感じている方は、ぜひオーブンの癖を観察してみてください。

また、温度計を使うだけでなく、予熱時間を工夫したり、レシピの焼成温度を調整するなど、簡単にできる工夫もあります。

難し~い!と思ってしまった皆さん(笑)

詳しく書くとこういう事ですが・・・

早めに予熱を入れて準備すればだいたいの場合は、OKです!(笑)

皆さんのキッチンでの工夫や経験があれば、LINEのメッセージなどで教えてくださいね!

それでは、次回のブログでまたお会いしましょう。

 

 

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